昨今のインターネット社会では、顔出し不要でアバターを使った「Vライバー」「VTuber」として活動する人が増えていますよね。
ですが、X(旧Twitter)にキャラのイラストを投稿する際、生成AIによる無断学習のリスクが深刻化しています。
2025年現在、X(旧Twitter)上では投稿されたすべての画像を直でAI編集できるようになりました。
似たスタイルの画像が大量生成されるケースが目立っています。この記事では、「17LIVE(イチナナ) Vライバー AI学習対策」をキーワードに、X投稿イラストのリスク、効果的な対策方法、初心者向けの実践コツを詳しく解説します。Vライバーデビューを目指す方やキャラを守りたい方の参考になれば幸いです。
X(旧Twitter)のAI学習、結局何が変わったの?
2025年12月、突然ブラウザ版Xに「画像を編集」という機能が追加されたのはご存知でしょうか?
何かというと、投稿されたすべての画像をTL上で直にAI編集でき、従来のGrokの生成をさらに手軽に行えるようにした新機能です。
投稿された写真やイラストがトレーニングデータとして収集される危険性についてはこれまでと変わりありませんが、投稿から直で行えるようになったことで直で大幅に悪用難易度が低くなったと言えるでしょう。
クリエイターさんやVライバーが自身の制作物や権利をできる限り守りながらXでの活動を継続するには、どうしていけば良いのでしょうか?
具体的な学習対策と今後のX(旧Twitter)運用
Vライバーは、オリジナルイラストをXに投稿して配信告知やファン交流を活発化させたり、いわゆる「おはV」「おやV」といった立ち絵を載せつつ1日の挨拶を投稿する文化がありますよね。
しかし、インターネット上の画像はAI企業によって容易にスクレイピングされ、学習データに使われる可能性が高くなってしまいました。
では具体的に、Xでの活動はどういった対策ができるでしょうか?
・画像自体に強力なAI学習対策を行う
・外部リンクを経由してサムネイル表示でイラストを載せる
・シルエットなどイラストの部分公開をした画像と、全体を載せた外部リンクを載せる
主にこの3点になっていくでしょう。
2025年の最新状況では、GlazeやNightshadeのような保護ツールが更新を続け、AIの新攻撃に対抗していますが、完全防御は難しいのが現実です。
対策の基本は、1つめにあげた画像にAIが学習しにくくする「毒」を仕込む学習対策です。
代表的なツールがGlazeで、人間の目にはほとんど変化が見えないノイズを加え、AIモデルがスタイルを誤認識するようにします。
2025年のGlaze 2.1では、新たなAI攻撃への耐性が強化されたこともあり、かなりイラスト保護に適しています。
使い方はシンプルで、公式サイトからダウンロードし、イラストをアップロードして処理するだけ!
投稿前にGlaze適用すれば、Xでのシェアも安全になります。
もう一つの強力なツールがNightshadeです。
これはGlazeのチームが開発したもので、画像に撹乱を加え、AIが間違った学習をするように誘導します。
たとえば、猫のイラストを犬として認識させるような効果です。
NightshadeはGlazeと組み合わせやすく、イラストを載せる際は積極的に使われています。
初心者は、Nightshadeで処理した画像をさらにGlazeで仕上げると、二重の保護になります。
※どちらも無料で利用可能ですが、処理時間は画像サイズによって変わるので、事前にテストをおすすめします。
その他のAI学習対策
ツール以外の実践的な対策もあります。
現在追加されたAI編集は精度が高く、学習禁止の文字くらいは簡単に削除することが可能です。
そのため、前述した2種の学習対策をしつつ、さらにイラストにウォーターマークや学習禁止の文字を重ねましょう。
また、投稿時の解像度を下げのも有効です。
今回話題になったTL編集を防ぎたいだけであれば、やはりリンクでの投稿や、そもそもフォロワー限定(鍵垢やDM・ドライブ共有)にすることで悪意のあるXユーザーの手に触れる危険性は軽減するでしょう。
さいごに
AI生成というのはとても便利なもので、何を学習しているかはともかくその技術自体は否定できません。
ですが、たくさんのクリエイター・Vライバーの権利を守って活動していくためには自衛をしながら上手く付き合っていく必要がありますね。
17LIVE(イチナナ) Vライバー事務所『tolico』では、17LIVE(イチナナ)でVライバーになりたい方を随時募集しております!
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皆様のよきVライバーライフを応援しています!


