Vライバー配信アプリの17LIVE(イチナナ)では、「雑談配信」「セリフ枠」「耐久枠」など、毎日様々なライブ配信が行われています。
その中でも人気の高い「歌枠」と呼ばれる配信があります。
カラオケ音源に合わせてVライバーが歌を届けるライブ配信です。
今回は17LIVE(イチナナ)で歌枠をやってみたいVライバーの方、歌枠が出来るプラットフォームを探している方に、17LIVE(イチナナ)で歌枠を実施するまでに必要な配信機材や事前準備を解説していこうと思います。
17LIVE(イチナナ)で歌枠は可能なのか
まず初めに「そもそも17LIVE(イチナナ)で歌枠ってやっていいの?」という部分からです。
結論、可能です。
但し、いくつか注意点があります。
一番見逃しそうな部分としては「カラオケ屋さんでDAMやJOYSOUNDの音源を使っての歌枠はNG」という点です。
著作権関係について詳しくは後述しますが、最悪の場合著作権侵害になってしまうため、絶対に行わないでください。
上記の他にも注意するべき点はいくつかありますが、ある程度の配信機材とある程度の知識があれば、17LIVE(イチナナ)で歌枠を行うことは可能です。
歌枠は、17LIVE(イチナナ)では人気のライブ配信となっています。
しかしながら、雑談配信などに比べると、数としてはあまり多くはありません。
それは歌枠のハードルの高さが原因の一つだと思います。
「歌枠をしてみたいけど、何の知識もないから出来ない…」
「配信機材とか難しくて分からない…」
などなど、普段皆さんが行っている雑談配信に比べると、少し手間がかかるのは事実です。
しかし、一度配信機材を揃えてしまえば、一度方法を覚えてしまえばなんてことはありません。
17LIVE(イチナナ)での歌枠に関して、よくある相談を基にどうやったら歌枠が出来るのかを次章で解説していきます。
17LIVE(イチナナ)での歌枠をするための準備
17LIVE(イチナナ)で歌枠をしたいというVライバーさんからいただく、よくある質問は下記の通りです。
・歌が得意じゃないけど、歌枠やってもいいの?
・何の配信機材が必要なのか分からない…
・配信機材は一通り持ってるけど、設定方法が分からない…
・歌える環境が無い…
・著作権が難しい…
それぞれについて、解説していきます。
歌が得意じゃないけど、歌枠やってもいいの?
この相談は意外と多かったりします。
もちろん大丈夫です。たくさん歌いましょう。
17LIVE(イチナナ)は性質上、Vライバーさんとリスナーさんの距離が近いライブ配信アプリです。
そんな中、推しのVライバーさんが一生懸命歌っている姿を見ることが出来る。
尊いですよね、分かります。
歌が得意な方はパフォーマンスとして、歌が苦手な方は自分の成長を見てもらう場として、17LIVE(イチナナ)での歌枠は非常に需要があります。
「歌が苦手」という理由だけで諦めてしまうのは勿体ないです。
何事もチャレンジしてみましょう。
何の配信機材が必要なのか分からない…
これも非常に多い相談の一つです。
基本的には
・オーディオインターフェース
・マイク
・イヤホンorヘッドホン
があれば、17LIVE(イチナナ)で歌枠を行うことは可能です。
有名な物だと、
YAMAHA AG03MK2(オーディオインターフェース)
marantz Professional / MPM1000J(コンデンサーマイク)
audio technica / AT2020(コンデンサーマイク)
などがあります。
17LIVE(イチナナ)での歌枠に必要な配信機材の具体的な条件としては、
・スマホに接続可能なオーディオインターフェースである(スマホで配信する場合)
・オーディオインターフェースループバック機能が付いている
・オーディオインターフェース本体にリバーブ機能が付いている
が最重要項目なので、配信機材を検討する際は注意しましょう。
配信機材は一通り持ってるけど、設定方法が分からない…
こちらは、17LIVE(イチナナ)で配信するにあたって配信機材を揃えていこう、という段階の方からよくご相談を受ける内容です。
音響機材は多くの配信機材をたくさんのケーブルで接続するため、少しややこしいです。
配信機材の使い方が分からない場合は事務所に所属すると、スタッフが懇切丁寧に教えてくれる場合もあります。
知識ゼロの方も問題なく17LIVE(イチナナ)でライブ配信を行えているので、困った場合は積極的に質問してみましょう。
歌える環境が無い…
「雑談配信はギリギリ出来るけど、歌枠となると隣人への騒音にならないか心配」というご相談もたくさんいただきます。
仮に、この理由で本当に難しい場合は、隣人トラブルに発展する可能性があるので止めておきましょう。
17LIVE(イチナナ)でのライブ配信活動自体が出来なくなってしまう可能性もあるので、気をつけてください。
少し予算に余裕がある場合は、簡易的な防音室をお部屋に置く、という方法もあります。
上記のような、部屋に設置できる簡易防音室も販売されています。
しかしながら、これらはあくまで簡易的なものなので、過信は禁物です。
「元々部屋の防音性能は多少高いけど、更に配信環境を良くしたい」という場合であれば、問題なく効果を発揮してくれるかと思います。
余談ですが、防音は
遮音+吸音=防音
となっているため、壁に貼るタイプの吸音材をいくつか貼ったところで防音効果はありません。
著作権が難しい…
実はこれが17LIVE(イチナナ)歌枠実現の最難関かもしれません。
音楽には著作権と一言で言っても「著作権」「著作隣接権(原盤権)」など細かく分かれており、かなり難しくなっています。
・著作権:詞や曲に対して、他者が勝手に使用することを拒否できる権利
・著作隣接権(原盤権):録音や制作した音源そのものに対して、他者が勝手に使用することを拒否できる権利
ややこしいですね。
上記の著作隣接権(原盤権)に付随して
・収益が発生しない場合は使用OK
・個人かつ非営利の場合は使用OK
など、細かい条件が付いている場合もあるので、困難を極めます。
権利関係は難しい上に必ず守らないといけない部分なので、17LIVE(イチナナ)事務所に所属してスタッフさんに確認してもらったほうが確実です。
先で少しお話に出た「カラオケ屋さんでDAMやJOYSOUNDの音源を使っての歌枠はNG」と言うのは、著作隣接権(原盤権)に関する部分です。
カラオケ屋さんで流れるカラオケ音源は、カラオケ屋さんが作成した音源になるので、17LIVE(イチナナ)で使用することは出来ません。
※正しくは「許可を得ないと使用できない」となるのですが、DAMやJOYSOUNDから許可を得るのは難しいため、ほぼほぼ使用できないと思ったほうが確実です。
まとめ
今回は17LIVE(イチナナ)での歌枠について解説しました。
17LIVE(イチナナ)での歌枠はハードルが少し高い分、雑談配信に比べて効果も高く、挑戦してみる価値は大きいです。
どうしても自分一人で解決が難しい場合は、17LIVE(イチナナ)事務所への所属もご検討ください。
最後に
17LIVE(イチナナ) Vライバー事務所『tolico』では、17LIVE(イチナナ)でVライバーになりたい方を随時募集しております。
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